
冬11月〜2月まで、スケトウダラ漁は最盛期を迎えます。
特に12月〜3月ごろのスケトウダラは産卵期に入り、真子の粒(スケトウダラの卵の粒)が大きいものが獲れます。
この時期の真子が、明太子の弾ける粒立ちを作るうえで、もっとも最適で美味しいものになると私達は考えております。
短い時期しか獲れない大切な自然の恵み「真子」。中でも特においしい明太子になる原料を選びに選び抜いて、毎年2月〜4月に一括買い付けし、常にお客様においしい明太子をお届けするよう努力しております。原料の状態によって漬け込みの方法が異なるため、固さ・色・大きさを職人の目で選別していきます。

唐辛子は、明太子の辛さの元となることだけではなく、明太子独特の風味を作り出す上でも重要な役割を果たしております。
福太郎では、実に30種類以上もの唐辛子をブレンドした独自の唐辛子を使用しております。唐辛子は種類によって、風味・辛味・甘味が違います。
香りや甘味がすぐれた唐辛子をバランス良くブレンドすることで、ただ辛いだけではなく、明太子独特の奥深い風味を醸しています。

福太郎の秘伝の調味液では、水を一切使用しておりません。真子を漬け込む時は、調味料にお酒を加えています。
お酒は料理にもよく使いますが、塩かどや魚の臭みを消し、明太子の旨味やコクを深め、おいしくする働きがございます。
また、お酒を入れることで、鼻にぬける芳香が味を更に高めています。
めんたいは、スケトウダラの卵より作られています。
内臓の臭みをとり、お酒の入った旨味調味液にゆっくりと漬けることによって、更においしい味に変わってゆくのです。
また、水で明太子をつけると早く腐敗するので、お酒は防腐剤としての役割も果たしているのです。
だから福太郎の辛子めんたいに良いお酒はかかせないものなのです。
めんたいに、お酒を使うのと、使わないのとでは、格段に味の差があり、お酒を使った方がグーンとおいしいのです。

- 古い米を炊くときにお酒を入れると、お酒の糖がごはんに甘みを与え、おいしく炊けます!
- インスタントラーメンにお酒を少し加えると麺の油臭さを消し、スープも まろやかさUP!
- お魚を焼くときにお酒をかけて焼くと臭みがとれます!
- 殻付の貝は、酒蒸しにすると一段とおいしくなる! などなど・・・
お酒は、幅広く活躍する万能調味料なのです!

私達が販売しております明太子は、その一粒一粒に一匹のスケトウダラになる小さな命を宿した、自然の恵みでございます。
「この大切な命を、私達はありがたく頂き、みなさまに元気な毎日を過ごしてほしい」という思いを込めて明太子を作っております。だから、真子を扱う際は、大切な赤子を扱うかのように、そっと丁寧に運びます。
「おいしくなるのよ。おいしい明太子になるのよ」そんな想いを込め、1腹1腹を大切にしております。また、商品としてお出し出来ない明太子も、捨てるのではなく福太郎の「おかし」などの材料として利用しております。
大切な海の恵みを1粒残らず活用し、皆さまに「新しくて、おいしい」をお届けすることが私達の使命です。
明太子屋を始めた時から、私達は試行錯誤しながら現在の明太子を作り上げてまいりました。酒で真子を洗い、塩抜きをし、唐辛子と真子を一緒に、旨味調味液に入れ、まずは1週間じっくりと下味をつけます。
そして、最初に使った調味液を魚の生臭さをとるために捨てて、また新しい旨味調味液に更に漬け込みます。
おいしい明太子を作りたい・・・それがこの「二度漬け」の製法になったのです。明太子特有の生臭さをなくし、旨味が引き立った現在の「味のめんたい福太郎」シリーズは、魚嫌いの方からもご好評をいただいております。
そして、私達は今後も更においしい商品をつくって、皆様に食べることの幸せを感じていただきたいのです。
福太郎は皆様の幸せの源になるような、おいしい明太子作りを目指します。




